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イシューから始めよ(安宅和人)

2021.10.18

犬の道を避け、重要なことを見極めるところから始めましょう!

※犬の道・・一心不乱に大量の仕事をすることで、バリューを上げようとすること

本書を読めば、最大の資源である時間を有効に活用することができ、生産性がアップします。

<こんな人は必読書>
・ビジネスを勉強したい
・これから自分で稼いでいきたい
・仕事がデキる人になりたい

1、イシューとは

結論:自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ

<イシューの定義>
1、A matter that is in dispute between two more parties
2つ以上の集団の間で決着のついていない問題

2、A vital or unsettled matter
根本にかかわる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

とありますが、要は「重要なこと」です!

生産性をあげるため、「仕事がデキる人」になるには、一つ一つを早くするより、重要なことを見極め、やることを削ることが大切になります。

あなたの周りにも、「この人なんでこんなに仕事できるんだろう?」という方がおりませんか?
その人をよく観察すると、やらないことが明確な人なんですよね。
「なんでそれをするのか?」を考えていて、理由が目的に結びつかなければ、やらない。そのスタンスは生産性をあげる上で重要ですよね。

大前提、気になる問題が100あったとしても「今、本当に答えを出すべき問」題は2、3しかない。
さらに、その中で「今の段階で答えを出す手段がある問題」はさらにその半数程度。

イシュー度を上げて、その後に解の質(そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い)をあげていきましょう!

2、よいイシューの3条件

結論:
①本質的な選択肢である
②深い仮説がある
③答えを出せる

①本質的な選択肢である
「本質的な選択肢=カギとなる質問」
つまり、右なのか左なのかで大きく意味合いが異なるものであるということ。

脳神経科学の例)
脳神経とは、
・ネットワークのようにつながった巨大な構造なのか?
・ある長さを持つ単位の集合体なのか?

→選択肢があり、どちらになるのかによってそこから先の研究に大きな影響が出るもの

②深い仮説がある

深い仮説を持った例)
「拡大していると思われている市場が、先行指標では大きく縮小している」
「より大きいと思われているセグメントAに対し、収益の視点ではセグメントBの方が大きい」
「販売中心で競争している市場だが、実は販売数のシェアが伸びるほど利益が減る」
など

深い仮説にするポイント2点
1、常識を否定する
2、「新しい構造」で説明する

人は見慣れたものに対して、これまでにない理解を得ると真に大きな衝撃を感じるものです。

理解の源は神経間の繋がり
「人が何かを理解する」=「2つ以上の異なる概知の情報に新しい繋がりを発見する」

よって、これまであまり関係していないと思っていた情報の間に繋がりがあるとなると、僕たちの脳は大きなインパクトを感じるのです。

一般的に信じられていることを並べて、その中で否定できる、あるいは異なる視点で説明できるものがないかを考えていきましょう!

③答えを出せる
「答えの出せる範囲で最もインパクトのある問い」こそが意味のあるイシューになります。
「答えが出せる見込みがほとんどない問題」があることを事実として認識し、そこに時間を割かないことが重要となります!
本当に既存の手法、あるいは現在着手しうるアプローチで答えを出せるかどうかを見極める

3、イシュー特定のための情報収集のコツ

▼情報収集のための3つのコツ
1、一次情報に触れる
2、基本情報をスキャンする
3、集めすぎない、知りすぎない

1、一次情報に触れる
優秀と言われている人ほど、頭だけで考えて二次情報から情報を得たがる傾向が強い。
→仮説を立てる段階で「色眼鏡を付けてみた情報」をベースに考える事になる。
フットワークを軽くしておきましょう!

2、基本情報をスキャン(調べる)する
3つの基本情報
①数字
数字を知らずして議論しても前進しない。

②問題意識
歴史的背景を踏まえた分野・業界・事業の常識など重要な視点の漏れが無いかを確認する。

③フレームワーク
検討している問題が既存の枠組み、つまりはフレームワークのなかでどう位置付けられ、説明されているかを理解する

3、集めすぎない、知りすぎない
あるレベルを越すと負に働くことを常に念頭におきましょう。

◎集めすぎ
→大量に時間を投下しても、実効的な情報が比例して増えることはない。

◎知りすぎ
→最も大切な「自分ならではの視点」がゼロに近づいていく。「知識」の増大と「知恵」の増大は比例しない。

手持ちの知識でほとんどのことを乗り越えられるから、その分野について何もかも知っている人は、新しい知恵を生み出すのは難しくなります。

世の中の会社がコンサルタントを必要としているのも、こういった理由から。
「べき論」に束縛されてしまい、新しい知恵が出にくくなっている。

「知りすぎたばか」になるな!

まとめ

今回は、「イシューからはじめよ」から学んだ重要なことをまとめました。

1、イシューとは?
2、よいイシューの3条件
3、イシューを見極める情報収集のコツ
という流れでまとめています。

イシューとは、自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さであり、仕事がデキる人、つまり生産性の高い人はこのイシューの見極めがうまく、そこに集中していることがわかっています。

よいイシューの3条件は、
①本質的な選択肢である
②深い仮説がある
③答えを出せる

でした。

条件を理解したところで、イシューをどうやって見つけるか、その情報収集のコツについて説明させていただきました。
一次情報に触れて、基本情報を調べて、集めすぎず知りすぎないようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!😌