2021.11.02
考えて、生きる
思考を巡らし、本当にやりたいことをして生きることを本気で目指そう!
では、どうすれば自分の頭で考えることができる人になれるのか?
それを、脳の視点と社会的な視点の両方から解き明かしていきます。
思考とは、
①物理的な脳の活動。
②創造的な問題解決活動
の2レベルがあり、本書では後者のことを言います。
そして、私たちが思考停止になりやすい3つの理由が、
①前例主義
②知識不足
③ゴールがない
です。
思考停止しないためには、
①現状を抜け出し、常識を疑う
②ゴールを設定する
③大量の知識を習得する
を実践しましょうということです。
・言われたことをやっていることが多いなと感じる方
・同じ間違いを繰り返してしまい、成長を感じない方
・「もっと自分で考えろ!」とよく怒られる方
など、自分が思考停止になっていると感じている人は少なくないはず。
その理由を解説し、ではどうすれば思考力をあげて人生を豊かにできるのかということを解決するきっかけになる本です。
重要なことは、誰でも自分次第で思考停止せずに生きることは可能だということです。
そもそも思考とは何なのか、をインプットしましょう!
①物理的な脳の活動。
②創造的な問題解決活動。
思考は上記の2レベルで見ることができます。
私たちはどれだけ「思考をやめよう」としても、脳は働き続けているので、前者を思考というのであれば、全ての人は思考停止ではないと言えます。
本書でいう思考とは、後者のことでクリエイティブな思考のことです。
具体的には下記のことです。
・分析する
・意思決定する
・問題を解決する(最適解を見つける)
・仮説をつくる
これらをサボっている日本人が多く、「あ、これ自分のことだ!」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
僕も実際にそう感じることがあり、本書を手に取りました。。笑
思考を鍛えれば、
・生産性がどんどん上がる
・意思決定スピードが速くなる
・論理的な分析が速く、正確になる
・知識量が増える
・見えなかった問題点が見えるようになる
さらに、
・奴隷の人生から、本当にやりたい人生に進むことができる
・自分の考えが正しいか、間違っているか、を正しくチェックできる
・メディアや権力者から騙されなくなる
・世の中を見るときの深みが変わる
など、様々なことが好転していきます!
少しづつ鍛えていきましょう!
【3つの理由】
①前例主義
②知識不足
③ゴールがない
①前例主義
=何かを行うとき、過去のやり方・結果を引き継ぐという考え方のこと。
これは、知識の習得だけを目的にしている日本の学校教育の影響が大きいとのことです。
確かに、先生の書いたことをノートに書き写した経験、丸暗記させられた経験とか、思い当たる節はたくさんありますね。
受験勉強を必死にした自分もいつの間にか、自分がどういう勉強をするのか、将来何になりたいのかなどを考えることよりも、暗記競争をひたすらやっていたように思います。
過去と同じ行動をすること自体に問題はないが、思考した結果の意思決定でないとそれは思考停止になっているということですね。
②知識不足
大前提、「脳は知っているものしか認識できない」という特徴があるそうです。
さらに、知識があっても自分にとって重要だと思っていない場合も認識でいないのです。
確かに、日々、経済ニュースはテレビや新聞、ネットでたくさん流れていきますが、経済学や経済に対する知識がなく、株などの投資もやっていなければ右から左へ流れていきますよね。
これらは脳のRAS(Reticular Activating System)というシステムが働いているからだそうです。この脳のフィルタリングシステムによって私たちは脳がパンクせずに生活できているのです。
知識がないと盲点ばかりの世界で生きていくことになります。
③ゴールがない
ゴールとは、あなたが本気で成し遂げたいことです。
本気で成し遂げたいことがあるからこそ、「問題意識」が生まれ、思考を動かすパワーが生まれるのです。
大きなスケールで考えなくても、例えば、
・「このやり方で結果が出ないけど、まあいいか」
と思う人と
・「このやり方で結果が出ないのはどうしてだろう」
と問題意識がある人とでは、思考を動かすパワーが違いますよね。後者は思考が働いています。
抽象度をあげて、人生という長いスパンで考えると、成し遂げたいゴールがある人はひたすら考え続けるのです。
【3つの方法】
①現状を抜け出し、常識を疑う
②ゴールを設定する
③大量の知識を習得する
先程、「なぜ日本人は思考停止になるのか?」で述べた反対のことをするということです。
①現状を抜け出し、常識を疑う
常識とは、居心地のいいコンフォートゾーンのこと。
※コンフォートゾーン=快適な空間のこと。
そして、コンフォートゾーンにいると人は思考停止になるのです。
そうならないための具体的アクションとして以下を挙げてくれています!
・普通か他人がどう思うかは気にせずに判断したり、選択したりする
・自分が興味を持ったことに本気で取り組む
・自分に正直になって、やりたいことだけやる。やりたくないことにNOを言う。
②ゴールを設定する
ゴールを設定することで、コンフォートゾーンがずれます。
そうすると、これまで重要なことではなかったことが重要になるのです。
脳は自分にとって重要なことを認識していきますから、ゴールを設定することで重要な情報がインプットされ、さらにどうすればよくなるかという思考も働くのです。
☆ゴール設定のポイント
「現状の外側にある強烈なゴール」であること。
魚が陸に上がることで生命は進化してきました。
魚がもっと早く泳ぎたい、もっとうまく餌を捕まえたいというのは進化ではなく「退化」と言えますよね。
現状の最適化ではなく、進化を目指しましょう!
そのためには、現状の外側にゴールを設定することが必要になります。
③圧倒的な知識を習得する
考え続けるために必要なことの半分は、常に知識を手に入れ続けること。そして、手に入れた知識を常に評価すること。
つまり、勉強したことを仮説立てて検証するを繰り返すということ。
そうすることで、クリエイティブな発想が生まれるのです。
ゴールを設定したあとは勉強したいことだけを勉強すればいい。
want toの学びはすごく楽しいものです!
そして、短時間ですごい人たちの知識を得ることができる方法は読書です!
・視覚からの情報は脳全体が働きやすい
・大量に行うことができる
思考とは、
①物理的な脳の活動。
②創造的な問題解決活動
の2レベルがあり、本書では後者のことを言います。
そして、私たちが思考停止になりやすい3つの理由が、
①前例主義
②知識不足
③ゴールがない
です。
思考停止しないためには、
①現状を抜け出し、常識を疑う
②ゴールを設定する
③大量の知識を習得する
を実践しましょうという話をしてきました。
僕は、
・自分の本気でやりたいことに夢中になれる人を増やす
・人の魅力や潜在能力を最大限引き出して人生を豊にするきっかけになりたい
といったゴールがあります。
これらを実現するために挑戦を続ける中でも、思考停止にならないように勉強を続けていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。